例会である。忘年会である。
思えば昨年の忘年会から、イナイダ亭での開催が定番化したのであった。もう1年か。Time flies。

先月アップした例会レポートが、写真もないのに意外にPVがあったという情報を松浦リーダーからもらったため、メンバーからは「持ち込み品のハードル上がりすぎなのよ」というプチクレームが聞こえてきたが、お構いなく今月も上げます。そして写真は多分誰も撮ってない。

あらかじめ松浦リーダーから「メイン企画持ち込む」という宣言があった今回。しかし師走ということもあって、メンバーの出足は遅め。東メンバーの欠席連絡の後、13:45にマコトメンバーより「新問50問と、根津あたりで食べ物を探す」連絡in。14:20におさないメンバーより「24問」の追加。珍しく(?)食べ物より問題の持ち込み申告が先行している。

私は息子が発熱したこともあり、在宅勤務。急遽当日PCR検査を受けて結果を待っていた。問題だけは箸休め的なビジュアルボード問題を仕込んでいる。

14:59、わだメンバー「崎陽軒のシウマイ」、あつしメンバー「AQL形式40問×2セット」ときたところで、私のPCR検査結果がメールで届く。陰性。安心して出席モードに切り替え、持ち込み品をしばし思案。そうだ、神楽坂龍朋のチャーハンにしよう。たしかテイクアウトできたはず。今回はオンライン参加のQuizinのキレンジャー、しろやまメンバーからも「龍朋はほとんどテイクアウトできますよ」との確定情報も入った。食べられなくてごめんね。

電話でピックアップ時刻を18:30に指定して注文、家からLUUPで神楽坂へ向かう。5人前のチャーハンはなかなかの重量である。そこから電車で一路会場へ向かった。

その間にマコトメンバー「メンチカツいろいろ」、そんメンバー「めんたいフランス売り切れ涙」、あつしメンバー「たこザンギ」、松浦リーダー「電気ブランのレーズンサンド」、なべメンバー「ババガンプシュリンプ」、とえメンバー「サラダ」、やまだメンバー「シューマイと鳥あたり」、わだメンバー「揚げ菓子もちょっと」、おさないメンバー「シュトーレン」と、続々と献立が決まっていく。この時間が0次会である。ふと思ったが、会場とアルコール提供のイナイダメンバーは、このやり取りをどういう気持ちで眺めているのだろうか。「皆の者、くるしゅうない、よきにはからえ」の絵面しか想像しようがないんだよな。

19:00くらいからボチボチと集まり始める。今回は忘年会ということもあり、ゲストに日本クイズ協会の齊藤さんをお招きしていた。齊藤さんもQuizinの例会ではみんなが食べ物を持ち寄ることを知っており、事前に「何持っていけばいいですか?」と聞かれていたのだが、「何でも適当に。齊藤さんセンス良いから」という無茶ぶりをしていたのであった。扱いが雑。結果、江戸川橋、ソーダライト近くの老舗パン店・関口フランスのバゲットサンドを持ってきてくれていた。「シュトーレンと迷った」とのことだがさすがです。

クイズの方は、企画前の前座としてマコト問題50問、イナイダ問題20問を押し合い、箸休めにくまだビジュアル6問を押したところでいよいよ企画開始。

まずはあつしメンバーのAQL仕様問題。参加者10人以上いるのでサークル内での紅白戦である。それぞれのメンバーにひっかけた問題を80問堪能。1セット目の最後の問題「『あなただけが生きがいなの お願い、お願い、すてないで』ではじまる、1990年の紅白/」で、リモート参加のしろやまメンバーが『はい、それま~で~ョ』と歌ったところでセット終了、という美しいフィニッシュが決まり、一同喝采。

ここで一旦チャーハンタイムに。なぜかしろやまメンバーがリモートなのにチャーハンの解説を始めたのには笑った。

第2セットは1問目でいきなり「アヴリル・ラヴィーンの”Girl Friend”、シブがき隊の”スシ食いねエ”、mihimal GTの/」で押したおさないメンバーが「ヘイ」を正答し、全員を「おお~~~!」と湧かせる。これにはQOD(Quiz of the Day)のコールが入った。

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そして「本来は後に” if you want it”が続く意味合いであった、ベトナム戦争/」で「War is Over」と、そんメンバーが答えてGame is Over。お後がよろしい。

メイン企画は松浦リーダーの「都道府県日本一」企画。早押しで通常クイズに正解すると、全47問の都道府県日本一クイズへの挑戦権を獲得。これに答えればさらに得点、答えられないと時計回りに回答権が5人まで移動していく、というルール。しかも問題中盤から2点、終盤は3点入るという傾斜あり、というアレンジがついている。通常クイズは、松浦リーダーならではのネット・デジタルマーケティングのジャンルが多めと聞いて、それ系の業界人たちが色めく。実際結構な押し合いとなったが、正解後のボーナス問題では「市の数」が即答されなかったり、「靴下の生産量」が即答できたのに順番が回って来なかったりと、なかなか味わい深かった。結果はなべメンバーが21ポイントで圧勝。強い。

かなり夜も深くなってきたが、おさないメンバーのプチ企画もやってしまおうとなり、ダッシュで開始。中身はクリスマスにちなんで「アドベントクイズ」。答えに「1」から「24」までの数字が入るという内容。提出された問題を見返すときれいな問題が多いのだが、この時間帯になると血中アルコール濃度が閾値を超えており、何も覚えていないのである。次回から必ず録音をしましょう。

そのあたりで中締めとなって帰るメンバーは帰ったが、さらに残った人たちにゲストの斎藤さんが出題してくれたんだけど、これはちょっともったいなかったですね。

ということで、2022年のQuizin例会は終了。脳も胃袋も満たされ続けた1年間、ありがとうございました。また来年も楽しみましょう!

お品書きと出席者:
ゲスト:バゲットサンド(関口フランスパン 齊藤さん)
タコざんぎ(新宿の北海道物産展 あつし)
チャーハン(神楽坂 龍朋 くまだ)
メンチカツいろいろ(メンチの鉄人 マコト)
黒豚・エビシューマイ/焼き鳥(PAOPAO/鳥麻 やまだ)
ガーリックハーブフランス(アンテンドゥ そん)
ハモン・セラーノ&サルシッチョン(ナチュラルローソン しろま)
フライドシュリンプ/ハッシュパプス/フィッシュ&チップス(ババ・ガンプ なべ)
3種(イカ、タコ、ローストビーフ)のサラダ(柿安 とえ)
シウマイ/明太そら豆(崎陽軒/紀ノ国屋 わだ)
シュトーレン(ジャン・フランソワ おさない)
電気ブランレーズンサンド(浅草 製菓川喜多 松浦)
各種アルコールと会場(イナイダ)

QOD(Quiz of the Day):
「ヘイ」(あつし作・おさない答)
「はい、それまでヨ!」(あつし作・しろやま答)
「サーフ&ターフ」(イナイダ作・スルー)