忘年会後、最年少のおさないメンバーにより、Googleスプレッドシートを「スプシ」と略すことを知った中年中心中流中級クイズサークルQuizinです。2023年もよろしくお願いいたします。

さて、Quizinの2023年1月例会は1/26(木)、9:24に松浦リーダーからの「本日よろしく」の宣言により幕が上がった。

12:03、新年にドイツに旅行していたあずまメンバーから、「鉄道など15問、ドイツ土産の平凡なスナック、世界一まずいグミ」のコール。まずいグミ。グルメサークル(?)に対する挑戦である。受けて立とうではないか。

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今回は私が企画担当。ちびちびと作り溜めた我流問題を先週あたりから成形して、早押し50問とビジュアル8問を整えた。ルールをどうするかは前日夜の時点でまだ未定だ。

あいにくこの日は都合が合わないメンバーも多く、欠席3名の連絡がすでに入っていた。また、オンライン出席者も2名おり、リアルで会場に集まったのは8名と、いつもより人数少なめでちょっと寂しい。
とはいえ、実はQuizin、1/3に1度集合して非公式例会を実施していたので、新年初めまして、という感じではなかったんですけどね。

その1/3に私が持って行ったのは、「地雷也」の天むす。ほかにレモンケーキなども買ったので、天むすは10個に留めておいたのだが、家主に「(オレの好物の)地雷也の天むすを10個しか買わないのはありえない!!」と厳しく指弾されたのであった。いや、好物だってのは知らんのよ。

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ということで一首。
「これだけじゃ 足りんと家主が言ったから 地雷也寄って 天むす記念日」
という本歌取り(?)をメンバーに送り、参戦準備に入った。
新宿(小田急)に寄るのは面倒だな、と思って調べてみると、東京駅のグランスタにもあるようだ。売り切れると嫌なので、電話をして取り置きをしてもらおう。30個あれば参加者が何人いても文句はあるまい。

直後、マコトメンバーより写真と共に「笹巻けぬき寿司」の報告。神田小川町で元禄15年から続く「江戸最古のすし店」という前振りで、以前私が出題したのを覚えていてくれたようだ。「脈絡のない早押し50問」もありとのこと。毎回偉い。

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あつしメンバーは唐揚げ、松浦リーダーは焼き鳥、そしてしろまメンバーがキンパ、そんメンバーがいつものパンとのことで、今回は米の多い例会となった。

19:30頃から集まり始めたメンバーで、まずはあずまメンバー持参の「世界一まずいグミ」をいただく。かの有名なHARIBO社の製品だが、見たことのない『LAKRITZ SCHNECKEN』というシロモノ。提供者の手書きの張り紙「注:マズイです」が健気である。「LAKRITZ」はリコリス、「SCHNECKEN」はカタツムリのことらしいので、甘草味のぐるぐるグミだ。「マズイというより新しい味」「マズイけど別に食える」「これしかなければおやつに食べる」など、そこまで否定的でない反応にやや拍子抜けするあずまメンバー。とはいえもちろん「平凡なスナック」のプレッツェルの方が数段おいしいです。

笹巻けぬき寿司(うまい)、天むす(うまい)、焼き鳥(うまい)、唐揚げ(うまい)などを煉獄さんばりにいただきながらクイズ開始。

手始めに1995年当時の問題を松浦リーダーが読む。
「~台湾少女隊のメンバーで、日本で本格デビューするアジアのスーパーアイドルは」→「ビビアン・スー」などのナツい問題で指慣らし。

そしてメンバーがおおよそ揃ったところでマコト問題に移行。

「ヒャッポダ、ヒバカリ、ドクハキコブラの中で、噛まれても体内に毒が入らないのはどれでしょう?」
という、生き物マニアがご丁寧に三択にしてくれたのに正解が出ない問題や、

「~ヒンディー語でダンニャワード/」 → わだ「ありがとう」→正解
という問題で、よくヒンディー語で分かったね、と言われて
わだ:「アニメかなんかで出てきたんです」
あずま:「『天使なんかじゃない』じゃない?」
わだ:「あ~~~~それ~~~!」
あずま:「インドに行ったときに晃が」
わだ:「晃が言ってた~~~」
という同い年女子マンガトークが炸裂したり、

「英語ではナイフフィッシュ、和名は別の刃物の名前が付けられているが、その名に反してアロワナの仲間である魚は何でしょう?」→スルー 
正解は「ナギナタナマズ」
「なにそれ~~」「いやいや、タイ人みんな食べてるから!」などの問題で盛り上がる。

続いてオンライン参加でも同条件で楽しめる松浦リーダーお得意の「16分割クイズ」を3問。



そしてメイン企画はくまだ担当。移動中にルールをどうにか考えた。早押し50問を25問ずつ2セットに分け、ビジュアル8問と合わせて3ラウンド制にしてみる。
1R25問は5○5×。ただし、×のペナルティは2Rのビジュアルで×の数だけ問題の回答権を失う、ということにし、3Rは1問あたり2点、上がり無し、誤答は2休とした。早押しはどちらのラウンドもエンチャンである。

1Rはしろまメンバーの2連答から始まり、
「「寒締め」と呼ばれる露地栽培で冬場限定で生産される、凍結するのを防ぐために葉が/」→「ちぢみほうれん草」(わだ) → 「おお〜、すげー」

「保健所の負担軽減や、医療機関や自治体との情報共有を目的として、2020年5月から厚生/」→「HER-SYS」(あつし) → 「まさかお医者さんですか?」

「ピータン、ドーラン、はんだ、ガソリンなどに共通して含まれていたが、時代とともに/」→「鉛」(イナイダ) → 「おおなるほど!」

などの問題で盛り上がる。途中、マコトメンバーが抜けたのが唯一の5○、25問終わって×の数は最大でも2×という結果であった。
2Rはビジュアル問題。1Rの×の数だけパスする問題を選ぶことにしたのだが、結局問題がかなり難しくてあまり意味を成さなかった。2Rは単独正解を2問勝ち取ったイナイダメンバーが10ptsでトップ。

最後の3Rは1〇につき2点の早押し、誤答は2休。
「行動によって「善きサマリア人(びと)の法」の当事者となりうる、一次救命処置に/」
→「バイスタンダー」(あつし) → 「まさかお医者さんですか?」

「ズバリ、「仮面高血圧」の人は、医者の前で血圧が上がる/」→「下がる」(あつし) → 「まさかお医者さんですか?」

など、あつしメンバーが職業優位性を発揮したり、

「イギリス英語で、車で人を送っていくことと、エレベーターを共通して指す言葉は何?」
→ 「lift」(しろま)

といったご名答があったりして、

「任天堂が提供する、子供の遊びすぎ防止アプリ「みまもりSwitch」において、「今日だけアラームOFF」を設定した際のアイコンにも採用されている、マリオが無敵になるアイテム/」 → 「スター」(わだ)

という左手奥義が最終問題で炸裂して終了。

3Rトータル19点でマコト優勝、2位に16点のイナイダ、3位14点であつし、という結果となった。
1Rの誤答を2Rの回答権放棄、という試みは、アイディアとしてはよいと思ったが、2Rの問題の難易度調整が課題である。

あ!そういえばあずまメンバーの鉄道問題やってない。次回のお楽しみ。


お品書きと出席者:
笹巻けぬき寿司(けぬきすし総本店 マコト)
天むす(レギュラー・山椒)(地雷也 くまだ)
唐揚げ(成城塩唐揚げ あつし)
焼き鳥・軟骨(渋谷ヒカリエ「銀座 縁」 松浦)
めんたいフランス・カカオ66%デニッシュ(アンテンドゥ そん)
キンパ(池袋東武地下「沈菜館」 しろま)
リコリスグミ・プレッツェル(ドイツ土産 あずま)
各種アルコールと会場(イナイダ)
リモート参加(おさない、城山)

QOD(Quiz of the Day):
「ダンニャワード」→「ありがとう」 (マコト作・わだ答)
「球春・・・・・・到来」 (マコト作・くまだ答)
16分割「関山」 → 「桜」(松浦作・しろま答)
「カリフォルニアから来た娘症候群」 (くまだ作・スルー)